利益を増やそうと努力しているあなたに
見落とすか、勘違いするか、後回しになりやすい
3つのポイントを伝えます。
入ってくる金額が増えても
出ていく金額が多ければ利益は増えません。
どんな経営者さんでも理解出来る
仕組みですが、意外と利益が増えない原因が
ある事が多いので。
1固定費
家賃ですね。
コロナ禍で毎日TVでも家賃が払えなくて・・・
こんな話題が絶えません。
今の状況は特別として、どんな状況だろうが
毎月確実にかかる経費。
では、どれくらいの家賃が適正なのか?
この職人美容師の経営改革Laboでは
2つの基準を設けています。
①2〜3営業日での売上
②その月の店販利益額
仮に家賃が20万だとしたら
2日。最悪でも3日でその金額は回収できていますか?
月初にですよ!
店販粗利率30%として
1ヶ月に約70万の店販売上はありますか?
もしどちらも達成されていないのなら
あなたのサロンの経営状態に対して家賃が高すぎると
判断できます。
この固定費削減は利益を出すためには必須なので
後回しにせずにすぐに取り組んでください。
2材料費
私も以前の職人美容師の時はこの材料費削減に
最も力を入れていました。
ですが・・・
あなたも気付いていませんか?
カラー剤1g。1ヶ月100g削減できて
幾ら経費節約になりますか?
1000円程度でしょう。
経営者として利益を生み出すために
そこに意識が向いている間は
おそらく利益アップは難しいでしょう。
誤解のないように補足しておきますが
不要な材料費は勿論NGです。
サロンの中で材料の使用量のルールを決めて
一定化させる事をオススメします・
お客様の満足度に直結する部分なので
ここをケチるとリピート率にも影響を及ぼしますので
材料費率15%までは許容すべきです。
流石に15%を超えると多すぎる印象を持ちます。
③人件費
最も節約してはダメな経費です!!
粗利の40%〜50%は確保すべきです。
社会保険料の負担も増えますが
その負担分も含めてこの数字は
スタッフの長期雇用を叶えるためには
必須の数字です。
勿論社長の役員報酬は別です。
個人事業主ならこの割合を確保して
あなた自身の報酬を取るべきです。
まとめると
後回しになりがちな固定費
見落としがちな材料費
勘違いしがちな人件費
これらのバランスを正常に保ってこそ
利益が生まれ続ける会社が出来上がっていきます!
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