まず結論から!!
あなたの美容師としての100点をスタッフに求めた時点で
離職率が高くなることはほぼ間違いないでしょう。
(私も過去に大いに経験してきました)
理由は3つあります
1つ目
そもそもスタッフはあなたのようになりたいと
思っていないから。
独立開業されるような高い志しを持ったスタッフなら
あなたのようになるために必死で頑張るでしょう。
ですが、もしそのようなスタッフならいずれ離職し
独立していくことは容易に想像がつきますよね。
ということは、そんな僅かな人材に対してあなたの
エネルギーを注力した所で、その時間はいずれ無駄になる
可能性が高いのなら、その他の普通のスタッフに
合わせた基準をあなた自身が持つことで
長期雇用は叶いやすくなります。
その基準はあなたの美容師としての能力の40点〜60点
60点ならハナマル!!
2つ目
美容師が判断する基準とお客様が判断される基準は違う
あなたから見て、スタッフの作ったスタイルや
接客がいまいちに見えていても、お客様が喜ばれて満足されて
いることって多々ありませんか?
お客様が満足される基準というのは
あなた自身の主観だけではないんです
あなたから見た60点でもお客様が満足されていれば
それで良いわけですし、スタッフもそこから経験や自信を
つけて成長していくんです。
3つ目
成果ではなく行動を評価する
仕上がりなどの成果にフォーカス
するのではなく、その間の行動に経営者は意識を
向けるべきです。
そしてその行動がサロンのマニュアルやルールに
沿って出来ていたかどうか?
もし出来ていなければそこを指導し改めさせる。
しっかり出来ているのに、成果が出ないのなら
あなたの作った仕組みに問題があるわけなので
その仕組みをあなたが改善すれば良いんです。
スタッフは結果について、ネチネチ言われる事を
最も嫌います(人によると思いますが…私の経験上では多い気がします)
どのように行動すれば良かったのか?
次はここを気をつけて〇〇しよう!!
このような行動に対しての指導は
意外と素直に聞き入れますし
そのほうが結果の改善も早く出来ます。
あなたから見た60点で合格!!
このような考え方でスタッフと接していくと
離職率は下がっていきます。
離職率が高い職人美容師オーナーさんには
スタッフの長期雇用を叶えるために
必要なマインドになります。
長期雇用を叶えるノウハウはこちら
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